ニンテンドースイッチの通常モデルとLiteモデルが32GB、有機ELモデルが64GBのフラッシュメモリを内蔵しダウンロード版のゲームデータ・セーブデータ・スクリーンショット画像や動画を保存できます。
ただ、スイッチ本体の内蔵ストレージの容量自体が少ないのでゲームをダウンロードすると数個のタイトルで容量が一杯になってしまうんですよね。
普通に数年間遊んでると「もっと容量増やしてよー、足りないよー!」ってなりますが、そこで活躍するのがmicroSDカードです。ストレージ容量を増やしてじゃんじゃんゲームをダウンロードしましょう。
この記事では、ニンテンドースイッチのストレージ・メモリ容量を増設する方法やおすすめのmicroSDカードを紹介しています。本体メモリを増設したい方は参考にどうぞ!
ニンテンドースイッチとスイッチライトの違いの比較もしています。
この記事の目次
ニンテンドースイッチのストレージ容量
ニンテンドースイッチは通常版の「ニンテンドースイッチ」と「ニンテンドースイッチ 有機ELモデル」、携帯に特化した「ニンテンドースイッチライト」の3つのモデルがあります。
モデル | ニンテンドースイッチ 有機EL | ニンテンドースイッチ | ニンテンドースイッチライト |
---|---|---|---|
画面サイズ | 7インチ | 6.2インチ | 5.8インチ |
CPU | NVIDIA TegraX1 カスタム | ||
メインメモリ | 4GB LPDDR4 | ||
ストレージ | 64GB | 32GB | |
形態モード | テレビ、テーブル、携帯 | 携帯 |
本体のメモリ容量(ゲームデータを保存できる領域)が32GBしかないので、ダウンロード版で遊ぶ場合はマイクロSDカードが必須です。(有機ELモデルは64GB)
幸いにもニンテンドースイッチは最大2TBまでマイクロSDカードを入れてストレージ容量を増やせるのでゲームをダウンロードすることが多いならスイッチに入れておきましょう。
ニンテンドースイッチシリーズのストレージ容量は以下のとおりで、有機ELモデルは64GBあるので容量に余裕があります。
- Nintendo Switch:32GB
- Nintendo Switch Lite:32GB
- Nintendo Switch 有機EL:64GB
OSのシステム領域があるので実際にユーザーが使うことができるメモリ容量は32GBモデルは約26GBほどと意外と多くないのが実情です。
PS4のストレージは大容量HDDを搭載していますが、ニンテンドースイッチは本体サイズが小さく比較的コストが安い低容量のフラッシュメモリを採用してるので仕方ないのかもしれません。
ただし、パッケージ版はゲームカードから直接データを読み取る従来のシステムを採用してるんので、ゲームカードで遊ぶのがメインならストレージ容量は気にする必要はなくSDカードがなくても問題ありません。
ニンテンドースイッチのゲーム容量
一方で、ダウンロード版はゲームデータをニンテンドースイッチのメモリに保存する仕組みで、ダウンロード版の購入し続けてるとあっという間にメモリがいっぱいになります。
では、ニンテンドースイッチのゲーム(ダウンロード版)のデータ容量はどれくらいあるのかをみてみましょう。
- ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム:16.3GB
- ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド:13.4GB
- ドラゴンクエスト11S:13.5GB
- フォートナイト:19GB
- ドラゴンクエストヒーローズ1・2:26GB
- スーパーマリオメーカー2:2.9GB
- 大乱闘スマッシュブラザーズDX:17.3B
- マリオカート8DX:6.7GB
- スプラトゥーン2:5.9GB
- スプラトゥーン3:6.2GB
- マインクラフト:899MB
- ドラゴンクエストX オンライン:9.4GB
- ファイアーエムブレム無双:13.6GB
- スーパーマリオオデッセイ:5.5GB
- ゼノブレイド2:13.1GB
- ポケットモンスター ソード・シールド:12.4GB
- あつまれ どうぶつの森:6.2GB
とくに容量が多いのが大乱闘スマッシュブラザーズDX、フォートナイトで1本ダウンロードするとNintendo Switchのストレージを使い切ってその他のデータを保存できません。
また、各ゲームで定期的にアップデートも配信されて、ゲームカード(パッケージ版)でもアップデートデータはスイッチのストレージに保存するので本当に容量が不足します。
つまり、ニンテンドースイッチで遊べば遊ぶほどストレージ容量の圧迫するのでmicroSDカードが必須となる状況になってしまうのです。
パッケージ版のメリット・デメリット
ニンテンドースイッチのパッケージ版のメリット、デメリットはこんな感じでしょうか。
- スイッチ本体の容量の消費を抑えられる
- microSDカードがなくても遊べる
- 異なるネットワークのスイッチでも遊べる
- 遊ばなくなったゲームを売れる
- ゲームカードの抜き差しが面倒くさい
- たまにカードエラーが出ることがある
- 複数台で同時に遊べない
ゲームカードで遊ぶ場合は本体メモリを消費しないのでマイクロSDカードを追加する必要性は少ないです。スクショ画像や動画をたくさん保存しない限り大丈夫でしょう。
2台目のスイッチで違うネットワークに接続した場合もゲームカードなら普通に遊べるのもメリットになります。
また、遊ばなくなったゲームカードを売却できるのもゲームカードを選ぶメリットです。買っては売ってを繰り返して費用を抑えられます、
デメリットはゲームカードはスロットカードからカードの抜き差しが必ず必要で意外と面倒です。
また、スイッチとスイッチライトがあったとしても同じタイトルを同時に遊べません。(ダウンロード版でも違うネットワーク環境下になると同時に遊べません。)
ダウンロード版のメリット・デメリット
ニンテンドースイッチのダウンロード版のメリット、デメリットはこんな感じでしょうか。
- 購入してすぐにダウンロードして遊べる
- ゲームカードの入れ替えが必要ない
- 条件付きで複数台で同時に遊べる
- セールで安く購入できることがある
- ゲームを売却することができない
- マイクロSDカードが必要となる
ダウンロード版は発売日の0時に解禁されるのでパッケージ版よりも一足早く新作ゲームを遊べます。これは嬉しいですよね。いち早く新しいゲームを楽しめます。
また、ダウンロード版はカードの入れ替えが必要ないので本体が遠くにあっても簡単にゲームの切り替えが可能です。ゲームカードの入れ替えって何気に面倒ですよね。
ダウンロード版は複数のニンテンドースイッチで同じアカウント内の別ユーザーであれば同時にゲームを起動できるので兄弟で同じ時間で同じゲームをプレイすることができます。
ただし、ダウンロード版は現物がないので売却不可能で、ゲームをクリアして飽きても、クソゲーで後悔してもゲームを売って次に繋げることができません。。
さらに、本体メモリだけでは確実にメモリ不足によりmicroSDカードが必須なのでダウンロード版は意外とお金がかかってしまうのは事実でしょう。
では、ニンテンドースイッチに使うmicroSDカードはどんなカードを選べばいいのか?
マイクロSDカードの種類と容量
microSDカードのデータ転送速度を実際に調査したのでおすすめのマイクロSDカードを紹介しますが、スイッチは以下の規格のマイクロSDカードに対応しています。
- microSD:〜2GB
- microSDHC:〜32GB
- microSDXC:〜2TB
2TBのマイクロSDカードを入れられますが現在販売されているmicroSDカードは128GB、256GB、512GBが主流で容量が多ければ多いほどNintendo Switchのストレージ容量を増やせます。
- パッケージ版で遊ぶ:マイクロSDカードはほぼ必要なし
- パッケージ・ダウンロード版で遊ぶ:64GB〜128GBのカードが必要
- ダウンロード版だけで遊ぶ:128GB〜256GBのカードが必要
とはいえ、容量の多いカードは価格が高いので必要に応じて容量を選ぶのがおすすめで、パッケージ版・ダウンロード版のどちらでも遊ぶ方は64GB〜128GBのマイクロSDカードがあれば問題ないでしょう。
microSDカードの容量はどれがいい?
ゲームカードではなくダウンロードして遊ぶのをメインなら最低でも128GB、可能なら256GB・512GBの容量がおすすめです。実際に128GBだといくつかのゲームをダウンロードすると容量が足りなくなりました。
大容量データが必要となるゲームをたくさん入れると128GBでも厳しくなります。
ただ、ダウンロード版のゲームデータはセーブデータと分離してるので遊ばなくなったゲームを削除しストレージ容量を空けることも可能です。
しばらく遊ばないゲームを随時削除していくなら容量の少ないカードでも問題ありません。この作業を定期的にできるかどうか…ってところでしょうかね。
大容量データのゲームを複数入れて快適に遊ぶなら大容量のカードがあった方がいいですね。個人的には256GBの容量がちょうど使いやすいと思います。
マイクロSDカードの転送速度
ニンテンドースイッチにmicroSDカードが入っている状態でゲームをダウンロードすると自動的にマイクロSDカード側にデータが格納されてカードから随時データが転送されるようになっています。
また、microSDカードには規格によって転送速度が異なっておりクラス分けされていて、microSDカードの転送速度によってゲームの読み込み速度や快適性が変わるのです。
SDカードは転送速度は以下のように分類されています。
- Class 2:2MB/sec
- Class 4:4MB/sec
- Class 6:6MB/sec
- Class10:10MB/sec
数百円で購入できるmicroSDカードはClass 4のものが多く、1000円以上のmicroSDならClass 10に対応しているカードが多いですね。
Class 10のマイクロSDカードであれば1秒間に10MBのデータの転送を保証しているカードでClass 10で高機能なモノになると転送速度を向上したUHS-I/UHS-IIに対応しているカードもあります。
最大転送速度 | 最低転送速度 | |
UHS-I(スピードクラス1) | 104MB/sec | 10MB/sec |
UHS-I(スピードクラス2) | 104MB/sec | 30MB/sec |
UHS-Ⅱ | 312MB/sec | 312MB/sec |
UHS-IIはハイエンド一眼レフカメラで使用されてる規格で連続撮影や4K撮影などで威力を発揮しますが価格が高くてニンテンドースイッチは対応してないので無視してOKです。
任天堂はニンテンドースイッチのマイクロSDカードとしてUHS-Ⅰ(読込80MB/s 書込15MB/s)を推奨しスピードクラスの指定はないので「1」でOKです。
ただ、可能であればスピードクラス3のSDカードにした方がより快適にゲームをプレイ可能となります。
スイッチにおすすめのマイクロSDカード
SanDisk、サムスン、シリコンパワー、KIOXIA、kingstoneのmicroSDカードの転送速度を計測して違いを比較していました。
個人的にはSanDiskかサムスンのマイクロSDカードが安定的にスピードが出ていておすすめです。価格もかなりお手頃ですよ。
Samsung microSD EVO Plus
サムスンのマイクロSDカード「EVO Plus」はUHS-Ⅰ(U3)に対応し、最大読出速度100MB/s、最大書込速度90MB/sの性能を持ったマイクロSDカードで、サムスンがNintendo Switchで動作確認を実施しているので安心感の高いカードとなっています。
SDカードアダプターが付属しているのでミラーレスカメラのSDカードとしても使うことができます。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U3)
- 書込速度(WIRITE):53.6MB/s
- 読出速度(READ):82.9MB/s
データの書き込みが50MB/s前後、読み込みが80MB/sの転送速度が出ているので素早くニンテンドースイッチのゲームデータを読み込みが可能で快適にゲームを楽しめます。
価格は128GBで2,999円となっています。
- EVO Plus 64GB:980円
- EVO Plus 128GB:1,880円
- EVO Plus 256GB:3,990円
- EVO Plus 512GB:8,980円
512GBが8,980円なので安いですよね。公式ライセンスのHORIのカードを選ぶよりもコストパフォーマンスがいいですし、性能もいいので容量を多くしておきたいならおすすめのカードです。
HORI microSDカード(任天堂ライセンス商品)
ニンテンドースイッチの公式ライセンスの「HORI」のmicroSDカードはClass 10のUHS-Iに対応した(読込60MB/s 書込10MB/s)となっています。
- マイクロSDカード32GB for Nintendo Switch:2,350円
- マイクロSDカード64GB for Nintendo Switch:4,400円
- マイクロSDカード128GB for Nintendo Switch:9,080円
- マイクロSDカード256GB for Nintendo Switch:16,773円
少し前に比べると価格が値下げされて64GBの容量ならそれなりに安く買うことができます。任天堂のライセンス商品なので安心感が欲しいならHORIのカードはおすすめです。
基本的に128GB以上の容量を選ぶのがおすすめなのでサードパーティ製のマイクロSDカードを選んだほうがコストパフォーマンスはいいです。
SanDisk microSDXC(任天堂ライセンス商品)
サンディスクのmicroSDカードには任天堂の正式ライセンスを取得したSDカードがあります。最大読み込み速度100MB/s、書き込み速度90MB/sと高性能となっています。
128GBモデルがキノピコ、256GBがスター、512GBが葉っぱのデザインとなったニンテンドースイッチにぴったりなmicroSDカードですね。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U3)
- 書込速度(WIRITE):68.6MB/s
- 読出速度(READ):78.9MB/s
データの書き込みが70MB/s、読み込みが80MB/sの転送速度が出ているので素早くニンテンドースイッチのゲームデータを読み込みが可能で快適にゲームを楽しめます。
価格は128GBで2,830円となっています。
- SanDisk microSDXC NS用 128GB:2,830円
- SanDisk microSDXC NS用 256GB:4,969円
- SanDisk microSDXC NS用 512GB:18,387円
512GBは1.8万円と高価ですが256GBまでなら任天堂のライセンスを受けたSanDiskの高品質なカードを買うことができます。高速なカードなのでとても快適にプレイできるかと思います。
また、通常版の「Extreme microSDXC」はUHS-Ⅰ(U3)に対応し最大読出速度160MB/s、最大書込速度90MB/sの性能を持ったマイクロSDカードとなっています。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U3)
- 書込速度(WIRITE):82.6MB/s
- 読出速度(READ):91.5MB/s
さすが他のカードよりも転送速度が速いだけあってデータの書き込みが80MB/s、読み込みが90MB/sと高速です。より快適にゲームすることができるmicroSDカードとなっています。
- SanDisk Extreme 128GB:2,885円
- SanDisk Extreme 256GB:5,142円
- SanDisk Extreme 512GB:10,134円
- SanDisk Extreme 1TB:24,553円
Samsung、SanDiskのどっちを選んでもいいですが、512GBの大容量カードはSanDiskの方が高いのでSamsungのカードの方がおすすめです。
SanDisk Ultra microSDXC
サンディスクのマイクロSDカード「Ultra microSDXC」は任天堂ライセインス商品のカードの通常モデルで、UHS-Ⅰ(U1)に対応し最大転送速度120MB/sの性能を持ったマイクロSDカードです。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U1)
- 書込速度(WIRITE):67.7MB/s
- 読出速度(READ):91.8MB/s
先に紹介したExtreme microSDXCと比べるとマイクロSDカード「Ultra microSDXC」は書込み速度が60MB/sと少し遅めでカードの価格も安く買うことができます。
- SanDisk Ultra 128GB:1,962円
- SanDisk Ultra 256GB:5,191円
- SanDisk Ultra 512GB:7,519円
- SanDisk Ultra 1TB:17,350円
512GBが7,519円なのでEXTREMEよりも3,000円安いですし、Ultraの速度が出ていれば十分快適に遊べますし任天堂ライセインスのカードと同等性能を安く手に入れることができます。
シリコンパワー microSDXC
シリコンパワーのマイクロSDカードはUHS-Ⅰ(U3)に対応し最大100MB/sの性能を持ったマイクロSDカードです。カードデザインがとてもお洒落ですよね。
まあ、基本的にスイッチの本体の中に入りっぱなしのものなのでデザインは関係ありませんが…。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U3)
- 書込速度(WIRITE):40.1MB/s
- 読出速度(READ):85.6MB/s
データの書き込みが40MB/s、読み込みが80MB/sの転送速度が出ています。書込み速度がSamsungやSanDiskと比べると遅いですが価格も安いので全然OKだと思います。
- SP 128GB:1,402円
- SP 256GB:2,796円
- SP 512GB:4,668円
- SP 1TB:13,590円
512GBの大容量カードが4,668円と5,000円を切ってしまうお手軽価格で手に入れやすいですね。ゲームを大量にダウンロードするならおすすめのmicroSDカードです。
KIOXIA(旧東芝)
KIOXIA(キオクシア)は旧東芝でNintendo Switchの動作確認もしっかりしたmicroSDカードで5年保証のある信頼性の高いカードとなっています。
UHS-Ⅰ(U1)に対応し最大100MB/sの性能を持っています。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U1)
- 書込速度(WIRITE):23.6MB/s
- 読出速度(READ):83.5MB/s
データの書き込みが25MB/s、読み込みが80MB/sの転送速度が出ています。U3ではなくU1なので書き込み速度は少し遅めですがNintendo Switchの動作条件には入ってるので大丈夫です。
- KIOXIA 128GB:2,780円
- KIOXIA 256GB:5,480円
- KIOXIA 512GB:9,680円
性能のわりに少し割高感がありますが、旧東芝という国内メーカーという安心感が欲しい、5年保証を受けたいならKIOXIAはいいのかもしれません。
Kingston(キングストン)
Kingston(キングストン)なら低価格でmicroSDカードを買うことができます。
UHS-Ⅰ(U1)に対応し最大100MB/sの性能を持っています。
Disk Speed Testでカードの性能を計測してみました。
- 規格:UHS-Ⅰ(U1)
- 書込速度(WIRITE):24.7MB/s
- 読出速度(READ):82.8MB/s
データの書き込みが25MB/s、読み込みが80MB/sの転送速度が出ています。こちらのカードもU3ではなくU1なので書き込み速度は少し遅めとなっています。
- Kingston 128GB:1,790円
- Kingston 256GB:3,990円
- Kingston 512GB:9,109円
128GBモデルはかなり安いので費用を抑えたいならKingstonのmicroSDカードはおすすめです。
家電量販店で買うと高い
ニンテンドースイッチを手にしてすぐにmicroSDカードが必要だと思い、何も考えずに家電量販店に売っていたmicroSDカードを購入してしまいました。
任天堂が推奨している最大読み込み速度に届かないサンディスクのClass 10のUHS-I(最大読込48MB/s)のmicroSDカードを買ってしまったんですよね。
これでも…3500円くらいしたんですけど。家電量販店に置いてあるSDカードって高いですよね。
任天堂が推奨している(読込80MB/s 書込15MB/s)の転送速度の半分くらいなので、AmazonなどでmicroSDカードを買えば良かったかな…と思いました。
とはいえ、普通に問題なく快適でダウンロード版のゲームもいくつも購入しニンテンドースイッチ本体のストレージではなくmicroSDカードにゲームデータをダウンロードしてますよ。
任天堂が推奨している転送速度より遅いマイクロSDカードでも普通にゲームを楽しむことができるので、とにかくUHS-Ⅰの規格に対応していれば特に問題はないのかなと思います。
マイクロSDカードを入れる方法
ニンテンドースイッチライトのmicroSDカードスロットは本体下部にあります。
指でカバーを引っ張るとカードスロットが見えるので、ここにマイクロSDカードを入れてください。
カードを奥まで押し込んでカチって言ったらセッティング完了です。カバーを閉じて再起動することで128GBのストレージを使うことが可能となります。
通常版のニンテンドースイッチのmicroSDカードスロットはキックスタンド部分にカードスロットがあってスタンドを引っ張り出すとカードスロットが顔を出すので、ここにmicroSDカードを入れましょう。
有機ELモデルもスタンドを開くとカードスロットがあります。
microSDカードを抜くと「本体の電源をOFFにします。」と表示されるのでタップします。
電源が落ちたら電源ボタンを押して起動で準備完了です。microSDカードを使ってゲームをダウンロードしてプレイが可能となります。
microSDカードと本体メモリの速度比較
microSDカードと本体メモリでどれくらいデータ転送時間が変わるのか比較してみました。6.7GBのデータ容量があるポケットモンスター バイオレットで試してみました。
本体メモリーのゲーム速度
まずは本体メモリーからです。
6.7GBのデータをダウンロードしてメモリに格納するのに14分33秒でした。さすがにデータ容量が大きいので本体メモリでもそれなりに時間がかかります。
ゲームを起動してみると…
14秒でトップ画面が表示できました。
microSDカードのゲーム速度
では、micorSDカード(Kingston U1タイプ 128GB)を入れて同じように6.7GBのゲームをダウンロードしてみると…
42分15秒もかかりました。本体メモリの2.5倍ほど長い時間かかってしまいますね。
ゲームを起動してみると…
14秒でトップ画面が表示できたので本体メモリとほぼ同じ速度でした。
microSDカードはU3タイプがおすすめ
やはりU1のカードダウンロード時間はかかってしまいますね。ゲームをダウンロード時は書き込み速度が重要なのでダウンロード本数が多くなりそうならU3のmicroSDカードが良いです。
本体メモリと同じく14分くらいでダウンロード完了しました。
ゲームの起動はなんと本体メモリの14秒よりも速い12秒で表示できたのには驚きです。
Nintendo Switch Lite | 6.7GBのゲームをダウンロード | ゲーム起動から表示まで |
---|---|---|
本体メモリ | 14分33秒 | 14秒 |
microSD(U1) | 42分15秒 | 14秒 |
microSD(U3) | 14分13秒 | 12秒 |
microSDカードのU3タイプであれば本体メモリと同等レベルでゲームを楽しめるので、予算が許すならU3タイプのカードを選びましょう。(といっても、価格差は数百円なのでU3タイプにして。)
ニンテンドースイッチ おすすめマイクロSDカード:まとめ
ニンテンドースイッチはパッケージ版とダウンロード版のどちらかで遊ベテ、パッケージ版のいいところはコレクションとして集めたり、中古で安く購入したり売ったりできることでしょう。
ダウンロード版のいいところはゲームカードの差し替えをしなくてもゲームを切り替え可能で同じアカウントなら同時起動もできます。
スマホに慣れてしまった僕はゲームカードを抜き差ししてソフトを変えること動作がすでに億劫なのでやっぱダウンロード版は楽でいいですよね。
なので、256GBや512GBなどの大容量のmicroSDカードをニンテンドースイッチに入れて使うのがおすすめです。
容量は128GBあれば普通に楽しめますがより多くのゲームを楽しみたいなら256GB・512GBの容量があった方がいいでしょう。
間違いないのはSamsung、SanDiskのU3対応のmicroSDカードです。
任天堂ライセンス商品のSanDiskのカードはなかなか良いのではないでしょうか。
同じU3でもさらに高速タイプのSanDisk EXTREMEならさら速くなると思いましたが、ほぼ変わりないのでSanDisk Ultraなど通常タイプで十分でしょう。
ニンテンドースイッチのセーブデータ、有線LAN接続、コントローラーについてはこちらをどうぞ!
https://sin-space.com/entry/Nintendo-Switch-account-downloadニンテンドースイッチとニンテンドースイッチライトの違いはこちら。
萎えた。なんにも分からん